雲の流れのように。

脊髄腫瘍・大腸憩室出血・くも膜下出血・お腹いっぱい。

良性か。悪性か。

精髄腫瘍は10万人に1~2人の発症率だという。

例えば大阪市なら年間で10~20人程度、千葉県なら60人~120人程が脊髄腫瘍になっちゃう。


そのうち何人の患者さんが悪性の腫瘍なんだろう。

悪性腫瘍の割合はどれくらいなんだろう。


子供たちの心配の次は自分の体の中にある腫瘍が癌なのかどうなのかって不安が沸き上がってきた。


「俺、癌ですかね?」

「腫瘍を取った後で病理検査に出します。そこで確定するんですが、恐らく良性だと思います。良性です。」


聞いといてあれだけど、100%じゃないんだから「良性です。」って断定されちゃうと嫌な医者だなぁ、と普段の俺なら思うところなんだけど、この時は何故だか医者の言葉をすんなりと受け入れられた。

ブログには書ききれないけども、細かいやり取りをしている中でこのお医者さんの事は信用出来そうだなぁ、って思い始めていたからかもしれない。