雲の流れのように。

脊髄腫瘍・大腸憩室出血・くも膜下出血・お腹いっぱい。

くも膜下出血。その①

資料によって違いはあるけれど10万人いれば20人~50人位がくも膜下出血になっちゃうみたいで。

 

4割が死んでしまい3割は重篤な後遺症を持つ生活を過ごす事になり、残りの3割は運の良い死にっぱぐれとして発症前と変わらぬ生活を過ごせるようだ。パーセンテージとしては。

 

それから考えてみると俺は幸運な3割に該当している訳で、無念にも死んでしまった人(その恐怖すら感じること無く)、まさかの後遺症を背負いながら生きている人達よりは間違いなくラッキーな運命だったと言える。

 

29歳の若さで死にっぱぐれてから「こうして生きているのは当たり前の事じゃじゃない。」って考えるようにしてきたし、たまに忘れている自分に気がついたら戒めるようにして来た。

 

でもさ、脊髄腫瘍なんかになっちゃうと「何でだ」「もういいじゃん」って思う。

俺よりキツイ経験をしている人は間違いなくいるだろうけど。