雲の流れのように。

脊髄腫瘍・大腸憩室出血・くも膜下出血・お腹いっぱい。

保険①

保険にはこだわりがある。

大学を卒業したばかりの頃、がんになっちゃったら治療費もかかるだろうし、これからは両親に負担はかけたくないなぁ、と考えてがん保険に加入した。確か郵送で。
当初は2000円位の掛け金で単身用だったのを、結婚を機に夫婦用に切り替える手続きをしたと思う。
1度切りだが診断給付金が夫婦それぞれと23歳未満の子供にも支払われるし、通院給付金、放射線治療ホルモン剤治療に対する給付金も出る。
それで毎月3000円程の掛け金だから負担に感じることもなく続けている。
未だ1度もお世話になってないけど。


がん保険しか加入していないまま、29歳独身の時にくも膜下出血になった。

詳細を省くと、極めて予後良好な状態で社会復帰出来た。
1週間目に退院を促されたけれど、さすがに不安だからとお願いしてそれでも10日で退院だったと思う。

この時、病棟から保険会社に「こうなってしまいましたが、給付金の申請は出来ますか?」と電話した。
契約内容しっかり覚えていたわけじゃないし、オプションで脳卒中になっても大丈夫なように特約付けていたような気がして。

そしたら100%純粋ながん保険だったので、「あ~、ちゃんと医療保険入っておけばなぁ。」ってのが保険を色々調べ始める切っ掛けとなった記念日である。