入院前最後の外来。
先日、月末の入院・手術を控えて最後の外来を受診。
脊椎脊髄外科のほか、麻酔科、歯科も受診した。
歯科を受診するのは手術中、気管挿入する際にマウスピースを使用するため。型を取り、入院初日に受け取ることに。
麻酔科では麻酔をする承諾書にサインを求められた。
手術の同意書もそうだけれど、突き詰めれば「死んじゃう可能性もあるけれど、それでもOKですね?」って念押しされてるわけで。
精神的になかなか厳しい問いかけだけど、大体の患者さんに選択の余地は無い。イエス。
あっちサイドにもこっちサイドにとってもキツイ通過儀礼であると思う。
執刀医の先生には手術の方法、合併症、後遺症の説明を受けた。
それ迄に妻、両親とも外来受診に同席して大まかな治療方針は聞いていたのでこの日は1人で受診。
内容は承知している範囲内だったので持ち帰ること無く承諾書には私1人が署名したが、やっぱり普通は同席者が居るようだ。
多分冗談とか言わないタイプと思われるその先生は、脊髄疾患に関わる病院を幾つか経たのち、この病院に赴任して3年目の年齢は40代半ば。
脊髄腫瘍は難しい手術ですと前置きした上で、やり方を丁寧に説明してくれた。
「私、失敗しないので!」と言われてみたい気もしたけれど脊髄腫瘍の手術は難しいんだから仕方無い。
それ迄外来を担当してくれた先生は手術時の第1助手と入院中の担当医をしてくれるそう。
さあ、入院迄あと10日。
あっという間に過ぎてしまうんだろうな。