雲の流れのように。

脊髄腫瘍・大腸憩室出血・くも膜下出血・お腹いっぱい。

検査入院。

検査入院当日は13時30分に病院に到着。
受付を済ませてからPCR
検査。
1時間程で陰性判定。
予定していた4人部屋へ入室。
ベッドは1つ空いていて患者は3人。あとの2人も脊椎脊髄外科の患者さんだった。

新しい病棟で部屋もかなり綺麗だし、実は数年前に大腸憩室出血で入院したのもフロアーは違えどもこの建物だった。
知人の見舞いに来たこともあるし、馴染みあり。

それにこの病院、か~な~り差額ベッド代が高いので個室は厳しい。
本番は個室で過ごしたい気持ちもあるけどやっぱり相部屋かな。迷ってるけど。

夕方から造影剤MRIの撮影。
この前と同じ技師だった。
「患者さんを動揺させちゃう素振りは見せない方が良いですよ。」と心で呟いてみた。
もう俺も病気の事は分かってる訳だから、「なかなか珍しいのになっちゃいました。今日はよろしくお願いします。」って笑顔で対応。
「いえいえ。こちらこそ宜しくお願いします。珍しい病気ですが世界中で数人とかそういうのじゃ無いですから。大丈夫ですっ!」と茶髪の技師。
軽い感じは嫌いではないがやっぱり感情は表に出さない方が良い。事務的に進めて欲しい。

翌日は朝から茶髪の技師により首から下のMRI検査。これはありがたかった。他にも腫瘍があると嫌だし。関係無い他の病気も見付かれば得した気分になる。

それから造影剤CTも撮影して9時30分頃には予定していた検査が全部修了。

ん?
帰って良いんじゃないかと考えたけど、造影剤使ったから安静にしなくちゃならないのと、検査結果は当日に分かるので担当医師の説明も聞けると言うことで納得。

行動を制限されていない患者は院内自由に歩き回れるので取り敢えずコンビニに。コーヒー購入。
面会は厳しめになってるのにこれなら入院しても病棟の外で家族と会える。歩けるならば。