当日にMRI。
当日受付だったが幸いその日は患者さんが少なめだったようで、程無くして診察室へ呼ばれた。
ちょっと期待していた部長先生ではなかったけれど、30代半ば位のその先生は、随分時間をかけて診察をしてくれた。
痛みを感じる場所を細かく聞かれ、ご自宅からの通院は可能ですか?なんて質問には会って数分しか経ってないのに何だかなぁって違和感を覚えたりした。
後で話を聞くと、既にこの段階で「脊髄腫瘍」の疑いを持ったそうだ。
詳細な検査をしたいと思ったそうだけれど、おそらく急を要する訳ではないから、通院でコツコツと検査をこなしていくか検査入院でまとめて全部やっちゃうか、その事を考えていたそうで。
MRIの撮影を勧められ、空き状況を確認すると3週間先まで枠が埋まっていたのだけれども、パソコンをカチャカチャやってる正にその瞬間に当日枠にキャンセルが出た。
「今日、枠が空きましたけどどうします?」
「受けます。」
自分でも並みの病気じゃないとは思い始めていたから即答。
3週間モヤモヤした気分で痛み止め飲み続けるのは身体に良くないし。
検査は午後2時からだったので、職場に電話して休みを貰い、4日後に検査結果を聞くための外来予約を入れた。