雲の流れのように。

脊髄腫瘍・大腸憩室出血・くも膜下出血・お腹いっぱい。

当日にMRI。その2

蒲鉾みたいな形は兎も角、狭いMRIの中はやっぱりキツイ。

隙間が殆ど無くて、目の前が直ぐ装置の内側、内壁。

音がうるさいのは気にならないけど、あの密閉感は閉所恐怖症なら絶対無理なんだろうな。 

初めてじゃなかったので心構えみたいなのが出来ていたから後半は眠っていられたし、30分程の検査は途中でギブアップする事なくクリア。

 

検査が終わると技師の男性が「今日はもう先生には会わず、次の外来は4日後なんですね?」と何だかちょっと高揚した感じで聞いてきた。

そういう態度は患者を物凄く不安にさせますよ~!と思いながら、

「そうですけど。何か(画像に)写りましたか?」と私。

「・・・」技師沈黙。

そういう態度は患者を物凄く不安にさせますよ~!(2度目)と思った。

「取り敢えず着替えて表で待っていて下さい」と技師。

 

物凄くドヨ~ンとした気持ちで着替えたのは言うまでもない。

 

言われたままに待合室にいると5分程して検査室から出てきた技師が「先生に確認しましたが、今日は帰って大丈夫だそうです。予定通り4日後の外来で説明するそうですから。」と。

 

患者を不安にさせる技師の言動にかなり呆れたけれども、逆に「並みの病気じゃない事」は間違いなさそうだと覚悟が出来たのはある意味良かった。